ビジネス環境が大きく変わる中、企業が利益を伸ばすためには、商品・サービスの価値を伝え、時代に即した顧客体験をつくる「マーケティングの強化」と「DX(デジタルトランスフォーメーション)」が不可欠です。
しかし、そうしたマーケティングやDXを担う優秀な人材の数は少なく各社、育成が急務になっています。そこで、本イベントでは活躍するビジネスパーソンに登場してもらい、マーケティングやDX推進のポイントを教えてもらうほか、具体的に役立つマーケティングノウハウを紹介していきます。
【セッション1】
一休 × オイシックス 事業を伸ばす「マーケティング」と、伸ばせない「マーケティング」
コロナで旅行業界が苦境に立つ時期でも、「大手で唯一」と言っても過言ではないほど、事業を伸ばしていた高級ホテルや旅館を扱う「一休 .com」。その背景には、マーケットをしぼった「優れたターゲティング戦略」と、「ユーザーエクスペリエンス (UX)の改善」を継続的に実施してきたことがありました。一休が近年どのような戦略を描き、具体的な施策に落とし込み実行してきたのか、経営目線から「マーケティングの極意」を細解いていきます。
榊 淳 氏(株式会社一休)
西井 敏恭(グロースX 取締役CMO、ほか)
【セッション2】
花王の新しい事業創造に向けたDX戦略 ~顧客満足のさらなる向上に向けて~
マーケティング領域におけるDXの重要性が高まり、各社が組織変革、データ活用の推進など様々な取り組みを実施しています。しかし多くの手を打つものの、ツール導入ありきで具体的な成果に結びつかず余々に活動が尻すぼみになるケースも多いようです。今回は、社内の技術を活用しながら、次世代に向けた事業創造を行う花王のデジタル事業創造部の取り組みから見えてきたDXの成功ポイントと、それを担う人材育成の秘訣を探ります。
鈴木 愛子 氏(花王株式会社)
津下本 耕太郎(グロースX 代表取締役社長)
【セッション3】
ビームスが実現するDX ~最新EC・OMOから見えた消費行動の変化~
ビームスではリアル店舗のスタッフがオンライン上でスタイリング情報やライブ映像など様々なコンテンツを発信し、オフラインとオンラインチャネルの売上向上につなげています。ビームスの最新ECおよびOMO戦略を通じて、消費者のモノの選び方がどう変わったのか、その変化を探りながらDX推進の成功ポイントからマーケティング人材育成のポイントを紹介します。
矢嶋 正明 氏(株式会社ビームス)
山口 義宏(グロースX 取締役COO)