ダイアナ株式会社

販売員の“勘”を“理論”へ。全社員がマーケター視点を持ち、売上を科学する組織への変革。

決め手は「受講者の目つきの変化」。全販売員にマーケターの視点を

インタビュアー: 本日はありがとうございます。まず、「グロースXアドバンス30」のトライアルから有料契約に切り替えていただいた理由をお聞かせいただけますか。

谷口さん:はい。一番大きな理由は、シンプルに「受講者の目つきが変わった」ことです。もともと弊社にはデジタル特化の部署はあっても、メインであるリアル店舗のマーケティング視点が欠けていました。しかしトライアルを通じて、販売員全員がマーケターの目線でお客様から情報を収集・分析し、販売に繋げることができれば、会社の売上に大きく貢献できると確信したんです。

インタビュアー: トライアルで既に具体的な変化があったのですね。

谷口さん:ええ。受講者たちが「こんな情報を知らなかった」「すごく勉強になった」と生き生きと語り、実際に学んだ知識を店頭で活用して販売を行うようになりました。それが徐々に成果に繋がってきたのを見て、これはもう本格的に導入するしかないな、と。

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学んだ知識をもとに、HPの改修案をまとめたチームのアウトプット

 

スキマ時間学習とコメント機能が、役職を越えた「議論の場」を生んだ

インタビュアー: 実際にサービスを使ってみて、特に気に入っていただいているポイントはどこでしょうか?

谷口さん: まず、動画が短く倍速でも見れるので、店舗の販売員から本社の役職者まで、それぞれの隙間時間で効率的に学習できる点が、弊社の働き方に非常にマッチしていました。

インタビュアー: なるほど、学習のしやすさですね。

谷口さん:それに加えて、コメント機能がすごく良いですね。今まで、店長はそれぞれがプライドを持って、店舗営業の方針を考えていましたが、それを共有したり議論したりする場がありませんでした。このサービスが、まさにその「共有する場所」になったんです。役職関係なく、皆が議論好きなので(笑)、非常に活発な意見交換が行われ、そこからより良い考えが引き出されています。

「役職関係なしでみんな議論するんです」と、社内の活発な変化を笑顔で語る。「役職関係なしでみんな議論するんです」と、社内の活発な変化を笑顔で語る。

 

“勘”から“理論”へ。マーケティング思考が業務の質を変えた

インタビュアー学習を始めたことで、組織や個人に良い変化はありましたか?

谷口さん:はい。一言でいうと、これまで「勘」で動いていたものが、理論立てて整理できるようになりました。全社会人が身につけるべきだと私が考えている「マーケティングの目線」が、部署や役職に関係なく全員に浸透し始めています。

インタビュアー:具体的にはどのような変化でしょうか?

谷口さん:例えば、自分の経験がフレームワークによって整理され、より効率的・効果的に動けるようになっています。お客様へのアプローチが「自分の感想」ではなく、「データに基づいた提案」に変わってきました。もともと皆やっていたことではありますが、その一つ一つの行動の質が格段に上がったと感じています。

 

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上述のHP改修案をあげたチームも、データをもとに改善ポイントを見つけて提案につなげていた

 

キャリアを積んだ中堅層にこそ響く。学び直しが組織を強くする

インタビュアー:このプログラムは、どのような方に受けていただくと最も効果的だと感じますか?

谷口さん:もちろん新入社員にも効果はありますが、私が一番効果があると感じるのは「ある程度キャリアを積んだ人」ですね。弊社の店長職(3~5年目以上)のような、自分の仕事に自信とプライドを持っている層が、改めて体系的に学ぶことで、これまで培ってきた経験と理論が結びつき、大きな化学反応が起きるんです。

インタビュアー:なるほど、学び直しに最適だということですね。

谷口さん:その通りです。彼らがプロの視点に自分の意見をぶつけ、議論することで、さらに思考が深まる。このプロセスが非常に面白いですし、組織を強くすると感じています。

 

「キャリアを積んだ人が改めて学習するのが効果がある」と、人材育成のポイントを語る。「キャリアを積んだ人が改めて学習するのが効果がある」と、人材育成のポイントを語る。

 

今後の展望とグロースXへの期待

インタビュアー:最後に、今後この取り組みを続けることで期待する効果についてお聞かせください。

谷口さん:最終的に期待するのは、もちろん売上アップです。ただそれは結果であり、重要なのはプロセスです。勘や想像でなく、データと理論に基づいた理由付けができる人材、論理的思考ができる人材を育てていきたい。その基礎となるのがマーケティング思考であり、そのための議論の場として、このサービスは非常に重要です。

インタビュアー:私たちもその議論の場をより良いものにしていきたいです。何かご期待されることはありますか?

谷口さん:そうですね、例えば各社が取り組んでいる課題や発表に対して、マーケティングの専門家という視点からアドバイスをいただけると、さらに学びが深まると思います。企業ごとに個別の課題や状況・背景があるので、それらを踏まえて、動画では難しい汎用的でない部分をサポートいただけると嬉しいですね。

インタビュアー:貴重なご意見ありがとうございます。本日はありがとうございました。

谷口さん:ありがとうございました。