「Co-Learning(コラーニング)」は、スマートフォンアプリの名称として継続して使用いたします。
株式会社ホットリンク主催のマーケティングカンファレンス「#NEWWORLD2020」が2020年4月22日~5月1日にかけてオンライン開催され、弊社代表西井がDay4の対談に登場しました。
コロナショックが経済活動に大きく影響を与えるなか、これからのマーケティング戦略をどう再構築すべきかが話されました。
ここでは、engagemate掲載「顧客との関係性が問われる時代の到来」 より一部抜粋、モデレーターの株式会社ホットリンクCMOの飯高悠太氏と西井による対談から、これからのマーケティング戦略やアフターコロナの考え方をお伝えします。
対談ではまず飯高氏から、3社の経営と多くの顧客のコンサルティングを行う西井へ、コロナ影響下での各事業のビジネス動向について質問されました。
西井は、CMT(チーフマーケティングテクノロジスト)を務めるオイシックス・ラ・大地については、食のインフラとして注文が増えている一方、配送への負荷が課題になっていることや、また自宅でオンライン学習をする人が増え、シンクロが行うeラーニング事業の需要が高まっていることなどを話しました。
いきなり、オンライン完結の時代がやってきた
EC業界について、「今までにない地殻変動が起きている」と西井は話します。
「(家族型ロボットの)LOVOTは購入するのに約30万円と高額なこともあり、ECだけで購入するというユーザーはこれまでほとんどいませんでした。
店舗に行って、現物を見て、自宅に戻って考えてからECで購入するということはありましたが、今では直接触らなくても購入するユーザーが一定数出始めています。これは私にとってかなり衝撃です。
他にも、ファッション領域では、SNSや広告を見てからECでそのまま購入するという行動が増えています。お店に行けないからECで購入すると。
そう考えると、いきなりECで完結する時代がやってきているのです。なので、販売する側も意識改革が必要だと考えています。」
「Afterコロナ」は価値観を変えるチャンス
続いて、アフターコロナの考え方、生き方・働き方の変化について話されました。
西井は、これまでも変化は常にあったわけで、これからもどんどん変化していくため、それに適応していくことが大事と話しました。
今、制限された生活を送っている人が多いと思いますが、過去は、たとえばネットでのコミュニケーション自体もなかったり、海外へ気軽に旅行に行くことが当たり前でなかった時代もあったわけで、それでも当時としての幸せがありました。
140カ国以上に訪問している西井は、過去の旅を振り返り、「20代の頃は本当にお金がありませんでした。ただ、お金がない旅の中でも、その環境での幸せはありましたし、楽しかった」と話しました。
「新しい世界にも楽しみはある!」と前向きに考え、「今は価値観を変えるチャンス」と捉えて、それをみんなで楽しむことができればいいのではと話し、対談を締めました。
(※西井の「」内の言葉は、engagemate記事より引用)
シンクロメンバーもそれぞれの自宅からセミナーを見ていましたが、特に旅の話のくだりは、バックパッカーが多いメンバーも納得。
お金もなく、今のようにインターネットが使えなくても、そのときの旅は不自由さの中に喜びがあり、充実していました。逆に今となってはもう味わえないことなのかもしれません。
シンクロの行動指針でもある“Be a backpacker!”精神で、困難な状況でもそれを受け入れ、変化に適応し、未来を見据えて楽しさを見つけていけたらと思います。
【#NEWWORLD2020 イベント概要】
ホットリンク社主催 4月22日~5月1日 オンラインで開催
世界は変わった。私たちは変われるか。
#NEWWORLD2020 – 各業界をリードする15名をゲストに激動の時代のマーケティングを語る
Day4(4月27日)の対談概要
「顧客との関係性が問われる時代の到来」 #NEWWORLD2020 アナグラム 阿部氏、オイシックス・ラ・大地 西井氏(engagemate掲載)
コロナにより、企業活動や人々の生活が大きく変わろうとしています。
これまでオンラインでの高額な買物やウェブで完結するサービスに抵抗があった人でも、この機会に利用する人が増えているのではないでしょうか。
withコロナ、afterコロナという言葉も使われていますが、今回をきっかけに、消費者行動が大きくデジタルシフトしていくといっても過言ではないと思います。
これまで以上に、業種・職種の垣根を越えて、デジタルマーケティングの基礎知識がビジネスパーソンにとって不可欠なものになるとシンクロは考えています。
デジタルマーケティングを手軽に・組織で学べるe-Learningアプリ「コラーニング」を、新卒・若手社員のリモート研修として、また中堅社員のスキルチェックや知識レベルの平準化にご利用いただく機会が増えています。
経営者や人事・研修ご担当者のみなさまは、社内メンバーが自宅で過ごす時間が増えた中、“未来への投資”となるインプットの時間を増やす一つの手段として、ぜひご検討ください。