受講者の方からのフィードバックを反映

グロースXのアプリには「フィードバック」の機能があります。

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学習中、気になった箇所で横にスワイプすると、当社にフィードバックを送信できるようになっています。
いただくフィードバックの内容は多岐にわたり、誤字のご指摘(申し訳ありません!)、内容についてのご意見、おほめの言葉、新情報のご提供(ありがとうございます!)、エラー発生のご指摘(すみません!)などなど……
いただいたフィードバックは、弊社コンテンツチームが定期的に個別検討し、アプリに反映しています。

そして、いただくフィードバックの中でも、アプリへの反映のしかたを慎重に判断する必要があるのが、「わかりにくい」というご指摘です。

グロースXは「同じ内容をみんなで同時に学ぶ」という体験が強みです。
個人スキルだけを上げるのではなく、組織として学んだことを行動に移し成果につなげるには、チームで「共通言語」での会話ができることが重要です。メンバー間で言葉の解釈にブレがあると質の高い議論はできません。
「共通言語」での議論を可能にするには、みんなで同じ内容を学んでいく必要があると考えております。

様々な知識・経験レベルの方に同じ内容を学んでいただくことになりますが、一定の割合で「完全に初心者」という方もいらっしゃいます。必然的に、難易度としては「可能な限りやさしく」することが必要なのですが、これがまたなかなか単純ではないのです。

 

「わかりやすさ」のジレンマ

突然ですが、ここで「多くの方には馴染みが薄いであろう分野」についての、以下の文章を読んでみてください。

「インサイドガードで脇を空けていると、三角締めをかけられやすくなります。」

総合格闘技や柔術に詳しい方なら当たり前のことで、「そうだよね」という程度の内容です。
しかし、それらの知識のない方は、これを読んでも何のことやらサッパリではないでしょうか。

これを知識のない方向けに書き直すと、

「寝技では、相手の上になっていても、胴が相手の両脚に挟まれている状態では、必ずしも有利とは言えません。下から相手の胴を両脚で挟んでいる状態のことを、防御ができるという意味で、“ガードポジション”といいます。相手にガードポジションを取られている状態のことを“インサイドガード”といい……」

と、最初の単語である「インサイドガード」の説明だけで、この有様です。

 

前者は素人ではサッパリ理解できず、後者は知識がある人には余計な情報が多すぎてイライラする文章になります。
が、説明の仕方としては、このくらいにしておかないと「初めてでも大丈夫」とは言えないのです。
とはいえ、「初めてではない」方もいらっしゃいますので、何が何でもやさしく書けばいいというものではありません。文章が無闇に長くなってしまいますし、知識のある人に余計なストレスを与えることになります。

 

さまざまな工夫がしやすいグロースX

グロースXでは、「チャット小説型」で学習を進めるようになっています。
実はこの形式だと、意外に「受講者のレベル差」が吸収しやすいのです。

さっきの話をグロースXのスタイルで解説すると、以下のようになります。

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※念のためですが、「グロースX総合格闘技」は存在しません。

知識のある人は、これだけでも意味がわかります。
しかし、そうもいかないのが現実。ではどうするか?

 

 

このように、右のキャラクターからの質問することで、意味がわからない受講者の声を代弁し、左の先輩キャラクターから説明をすることができるんです。

続く説明を少し省略して……

 

 

というような感じで展開が可能です。

詳しい人は最初の一文で以降の解説を読み飛ばすこともできます。文章の塊を強制的に読まされることがないので、ストレスも最小限で済むわけです。
一方、初心者は会話の形式でじっくりと説明を読めますので、やはり文章の塊よりもスッと意味が頭に入ってくるようになります。

こうした工夫の余地がとても多いのが「チャット小説型」のコンテンツです。この会話の中に、アンケートやクイズ、図解を挟み込むことで、教育コンテンツとして可能なことがドンドン広がっていきます。

作法ができあがった世界とちがい、新しい学習手法、これまでにない見せ方、教材改善の新手法にトライする余地が非常に大きいのが、グロースXのコンテンツ制作なのです。

グロースXのコンテンツの革新性は、チャット小説型という形式にとどまりません。ほかにも秘密はありますし、新しい手法は常にみんなで考え続けています。

これまでのコンテンツ制作・ライティング・編集に飽き足らない方は、いっしょに可能性を追求してみませんか?
というわけで、一緒に可能性を追求してくれる仲間を絶賛募集中です。ご興味がある方は、ぜひ一度お話ししましょう。

ご興味がある方は、こちらから今すぐ!
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