1961年の創立以降、映像に関するあらゆる事業を行う「総合映像プロダクション」として、映画やアニメの日本語字幕・吹替やテレビ番組・CMの制作、衛星放送等の事業を展開する株式会社東北新社。
同社では、従来の放送事業に加え、近年新規事業としてOTTサービス(※)の提供をスタートしました。
※OTTオーバー・ザ・トップ。放送などの通信インフラではなくインターネット回線を通して行われるコンテンツ配信サービスの総称
それに伴い、現場のメンバーがデジタル領域のスキルを身につける必要が出てきたことから、2020年11月にグロース Xのマーケティング学習アプリ「コラーニング」を導入。まずはデジタルサービスの運営に関わる人を中心に、20名で受講を開始しました。
導入後は、各自で学習を進めるだけではなく、受講者全員で集まり「コラーニングを実務にどう活かしているか」を共有し合う場を定期的に開催。新サービスのカスタマージャーニーマップの作成や、Web広告の運用といったシーンでの具体的な成功事例が共有され、部門を超えた共通言語の形成につながったといいます。
こうした成果を踏まえて、2021年8月からは第二陣として40名の方が追加受講。デジタルサービスに関わる部門だけではなく、人事部からも多数の受講者が参加するなど、組織の壁を越えたデジタルスキルの向上に挑戦しているとのことです。
今回は運用担当としてコラーニングアプリの導入・運用をリードいただいたエンタメ開発事業部の寳諸(ほうしょ)祐一様に、東北新社における取り組みの全体像を詳しくお伺いしました。