ソーシャルゲーム感覚で、楽しみながら取り組める。株式会社しまうまプリント様【受講者インタビュー】

2023-03-20

キタムラ・ホールディングスグループの一社であり、インターネット写真プリントやフォトブック製作、年賀状サービスなどを主な事業とする、株式会社しまうまプリント様。写真や映像を、データとしてやり取りすることが当たり前となっている現代社会で、同社は思い出を形にするさまざまなサービスを展開しています。

そんな同社では、2021年7月から2022年6月にかけて「グロースX マーケティング」を導入しました。講座に参加したマーケティング部 事業開発グループの大山あゆみさんは、これまで断片的に学んでいたマーケティングの知識を、大幅にアップデートできたといいます。「グロースX マーケティング」の学習体験や、その後の成果を伺いました。

体系的にマーケティングを学びたかった

―― まずは、大山さんの業務内容について教えていただけますか?

私はマーケティング部の事業開発グループに所属しています。マーケティング部には、弊社が取り扱う全商材の販売促進戦略を練る販促部や、各戦略の効果を検証する分析部などがあります。グループ全体として、企画力や数字を読む力に長けているメンバーが多い印象です。

例えば、販促部は毎年11月11日を「しまうまの日」として、さまざまなキャンペーンや割引などを行っています。2022年は「しまうまの日に白黒をつけよう」というテーマで、ハッシュタグでつぶやいてくださった方に、抽選で景品などをプレゼントしました。

「しまうまの日に白黒をつけよう」キャンペーンページ

このように、SNSを活用した認知度向上の取り組みなども展開しています。

マーケティング部は、弊社の全商材のマーケティング戦略立案や、新規事業の立ち上げなどが主な役割です。私は2020年8月に立ち上げられた新事業であるアルバム事業について、関連するすべての業務を担当しています。具体的には、販売促進の企画立案や、商品開発のプロジェクトマネジメント、出荷フローの検討、来期の売上販売予測、新商品開発などです。

―― 非常に業務の幅が広いのですね。普段の仕事で、意識していることはありますか?

周りとスムーズに連携できる状態を作ることです。そのために私から常に情報開示をしつつ、積極的に情報を拾うようにしています。特に情報収集では、定例会やチャットなどで、直接の関係はないものの重要と感じた内容は、必ず質問するようにしています。こうした活動を、地道にコツコツ進めています。

―― 基礎的なことですが、仕事をする上でとても大切なことだと思います。大山さんが、「 グロースX マーケティング」を受講した背景を教えていただけますか?

私はマーケティング部に所属していますが、マーケティングに関して造詣が深いわけではありません。それどころか、苦手意識さえ持っていました。

しかしここを克服しないと、いつか周りの話についていけなくなる日が来るなと思っていたんです。ディレクターという職種上、必要な知識はその都度勉強していますが、どうしても知識が点と点でバラバラになっていました。

マーケティングをいちから学び、体系的に理解したいと思っていた時に、弊社が「グロースX マーケティング」を導入することになったのです。

―― 大山さんにとって、「グロースX マーケティング」の導入は絶妙なタイミングだったのですね。

社会人にとって、経済的な心配をせずに勉強できる環境を得られるというのは、非常に貴重ではないでしょうか。せっかく会社が学習の場を用意してくれた以上、この機会を存分に活かそう。そう思えたからこそ、鉄の意思を持って(笑)最後までやりぬくことができました。

マーケティングへの苦手意識を払拭できた

―― 「グロースX マーケティング」で実際に学習を進めて、どんな効果を感じていますか?

チーム内に共通言語が生まれ、コミュニケーションの中身がレベルアップしたと思います。例えば講座内で「F2転換」というキーワードが出た時、社内でもそこにアプローチできていないと気づくことができました。

この気づきを元に、メンバーが「グロースX マーケティング」で学んだ内容を参考に、階段図を作成した時がありました。その際も、メンバー全員が階段図を見て「これなに?」とつまずくことなく、議論を深められました。学習後、すぐに実際の業務にも活用しようというメンバーが出てきたのは、すごくいい変化だと思います。

―― チーム全体の、マーケティングスキルが底上げされたのですね。大山さん自身は、どんな効果を感じていますか?

そういう意味では、「グロースX マーケティング」でマーケティングについての苦手意識が払拭できたというのが、とても大きな効果だと思います。

「MECE」などの専門用語を理解できたことで、周りとのコミュニケーションが円滑になりましたし、「こんな要素も市場分析に関わるのか!」という気づきを得られました。これまで、付け焼き刃的に学んだ知識についても、新しい発見がたくさんありました。

学習の見える化がモチベーションにつながった

―― 「グロースX マーケティング」での学習をきっかけに、普段の業務ではどんな変化がありましたか?

アルバム事業では、継続的に顧客インタビューを行なっています。「グロースX マーケティング」を学んだことで、どういう切り口でどんな質問をすればいいのかという観点で、論理立てた設問設計をできるようになりました。自分の作業だけでなく、他のメンバーの質問項目を確認する際も、どんな観点でチェックすべきかピンとくるようになったと思います。

また、受講を修了した後も、講座1ヶ月目に学んだデジタルマーケティングの全体像を定期的に見直しています。「あれってどういうことだっけ?」と思うたびに、ここを振り返り確かめるようにしています。特に、KGI・KPI設計については、忘れないよう定期的にチェックしています。

―― ――学習体験として、よかったなと感じる部分はありますか?

個人的には、ランキングが表示される点がいいなと感じました。周りの進捗度が可視化されるので、「上位に行きたい!」という気持ちが強い私には、モチベーションになりました。私は別のあるメンバーと、進捗度でデッドヒートを繰り広げていて。「この人はまだこの講座を受けていない。先にやってしまおう」と、やる気を生んでいました。

あと、ホーム画面で進捗の目安が表示される機能も、学習ペースの目安が可視化されてよかったですね。自分の学習のペースを確認しつつ、「きょうはこの講座を受けよう」と調整できましたし、順調なペースだとちょっとした優越感を味わえました(笑)。

学習のモチベーションアップにもなるランキング機能

膨大に生まれた「やりたいことリスト」を消化していきたい

―― 大山さんは、非常に高いモチベーションで「グロースX マーケティング」に取り組んでいらっしゃいました。これから講座を受ける皆さんに、学習を継続するコツなどを教えていただけますか?

私は、出社や休日の電車移動といった時間で、勉強を続けていました。あと、仕事の合間の息抜きにも活用していました。

「グロースX マーケティング」はクイズ形式で、問題が出題されます。必ず正解・不正解が出るので、答えのない仕事で疲れた頭を、うまく切り替えられるんです。そういう意味では、ソーシャルゲームに近い感覚で、楽しみながら取り組むのがいいと思います(笑)。

ただ、努力やモチベーションを個人に委ねるだけでは、限界もあるでしょう。「グロースX マーケティング」は、学習の成果がすぐに現れるとは限りません。仕事に追われる毎日で、さらに勉強するなんて…という部分で、ドロップアウトしてしまう人が多い気がします。

チームや会社が、ある程度時間を決めてしまうのもひとつの手だと思います。朝9時から10分、必ず参加者全員で受講するといった時間を設けることで、受講者全員が完走しやすくなるのではないでしょうか。

―― 確かに、組織全体の取り組みも非常に重要ですね。大山さんは、「グロースX マーケティング」で学んだ内容を、今後どう実務に活かしたいですか?

マーケティングの知識はどの職種であっても、持っていて絶対に損はないと思います。ここで学んだことを、少しずつ実務に活かしていけば、今後どんな職種になったとしても、自分の強みになると思います。私も、今回学んだ内容を実務に活かして、自分の血肉にしていきたいです。

実際、「グロースX マーケティング」を通じて、マーケティング部の実務で取り組みたい「やりたいことリスト」がたくさんあります。業務時間とのバランスが難しく、まったく消化できていないのですが…(笑)。

―― 「やりたいことリスト」の中身がすごく気になります。

まずは今回学んだことを活かして、売上目標に対するKPIを設計し直したいです。また階段図などを用いて、アルバム事業の基礎を見える化したいですね。サイトのUI改善や問い合わせフォームの最適化にも、取り組んでいきたいと考えているところです。

―― ぜひ、今回学んだ内容を活かしてリストの消化に取り組んでいただければと思います。マーケティング部としては、どんなことに取り組んでいきたいですか?

「グロースX マーケティング」を受講して、部署内で「F2転換の強化」が重要なテーマだと気づきました。このテーマについて、現在具体的な実務に落とし込んでいます。

―― マーケティング部全体の取り組みも、どんな成果を生むのか楽しみです。

「F2転換」について学ぶチャプター

(インタビューご協力:株式会社しまうまプリント 様)

       

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