多くの自治体や企業がDXを推進する中、滋賀県も今年3月に「滋賀県DX推進戦略」を策定し、その実行段階に移っています。一方で、DXプロジェクトの1つとしてAI活用の議論を進めようとするものの、メンバーの知識レベルがバラバラであることから、なかなか話がまとまらない、という課題がありました。
そこで2021年11月、AIについて体系的に学習し知識レベルを揃えるため、自治体として初めてチャット型AI学習アプリ「グロース X AI編」を導入しました。その結果、メンバー内でAIの共通言語ができ、通常業務の中でもAI活用の話題がのぼるようになりました。今回は、DX推進に向けてどのようにAI学習を進めたのか、そして今後どのような展開を考えているのか、滋賀県のDXを担う滋賀県 総合企画部 DX推進課の中森大和氏に詳しく話を聞きました。