ただ、今後、他の社員も子どもが生まれて働くことがあるだろうし、今回に限ったことではないなって思って。だからまずは、私が率先して「ママが働く時にもやもやするポイント」について、課題解決しようと社内で取り組みを始めました。LAXIC(ラシク)での取材の過程でも働くママの問題に出会い、働きたくても働き続けられない状況にいるママの声を聞き、その深刻さを痛感しました。そこから、Webメディアの発信や地方の女性就労問題の取り組みも始めたんです。
―――ご自身の課題から社会課題の解決に広がったのですね。社内の働き方はどう改善されたのでしょうか?
三好さん:個人ではなく、チームとして働くことができる仕組みをつくりはじめました。ママだけでなくパパも含め、働く親は子どもが病気になるなど急に休まざるをえない場合がある。普段からチームとして連携できていたら、他のメンバーが補うことができます。
また、チームとして働くことで多様な働き方を実現できると考えています。リモートワークをしたり、時短勤務ができるのは、普段からチーム内でコミュニケーションができているからだと思っています。
―――なるほど。チーム作りが肝になりそうですね。どのようにチームで仕事ができるようにしているのでしょうか。