「日清」「マ・マー」「青の洞窟」といった主要ブランドを抱え、小麦粉、プレミックス粉、パスタ、パスタソース、冷凍食品などの製造・販売を行う株式会社日清製粉ウェルナ。同社が属する日清製粉グループは1900年に創業し、グループとしては120年以上にわたり事業を展開しています。
日清製粉ウェルナでは2018年にデジタルマーケティング室を新設し、マスとデジタルの垣根を越えてマーケティング施策を推進してきました。しかし一方では、現場で実務を担うメンバーのデジタルマーケティングに関する知識やスキルの差に課題感を持っていたといいます。
そこで、従来型の集合研修では得づらい、より現場での実践まで落とし込める学びを得るべく、導入に踏み切ったのがGrowth Xのマーケティング学習アプリ「コラーニング」でした。
同社として、各自がスマートフォンを使って学習を進めるアプリケーションの導入は初めての試み。まずはスモールスタートで、営業部署、商品開発においてマーケティングを担う部署、そしてデジタルマーケティング室のメンバーから選抜された32名の方々に受講いただきました。
受講期間中は「ほぼ100%」の進捗ペースで、各自が自律的に学習を推進。また、受講者が集まって行われた成功事例の共有会では、「コラーニングアプリを通じて学んだSNS施策をクライアントに提案し、売上げアップにつながった」「広告配信プランなどの広告代理店からの提案について、精査しやすくなった」といった、現場での具体的な成果が発表されました。
今回は同社CRM推進部デジタルマーケティング室の湯浅 有輝様と山本 拓様に、コラーニングアプリの導入から運用、そして現場での実践に至るまでのお取り組みについて、詳しくお伺いしました。